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十島村歴史民俗資料館

 
 十島村歴史民俗資料館は、島の中心部、日之出地区にある資料館です。その名の通り、歴史や民俗関係を主とした展示があります。
  トカラは本土と琉球の中間にあり、独特の文化を持つ場所です。農具や漁具などは琉球的な要素が多く、下野敏見などが興味を持って調べていた対象でもあります。
 一番の見所は、悪石島のボゼの展示でしょうか?なかなか見れない貴重なものです。ちなみに、何故か奄美の与論島にあるサザンクロスセンターにもボゼの展示があります。
 開館日は一応月曜日以外となっているようですが、常時スタッフが施設にいるわけではないようで、利用したい場合は、役場の人に尋ねた方がいいでしょう。


     
資料館です。1時間は楽しめると思います。 本土復帰五十周年記念之碑。あまり知られていませんが、戦後トカラ・奄美もアメリカの施政下にあった時期があるのです。  タチバナ遺跡についての看板。この資料館から少し離れた所にあるようです。 
     
資料館の中。ヘラの比較。下野敏見などが調べていたと思います。 これがボゼ。今では悪石島にしか残っていないが、かつてはトカラ全域にあったらしい。  真っ正面から。訪れたのは2010年でしたが、2011年はタイミングが合えば行きたいなと思っています。 
     
単独ショット。 かつては同じ行政下であった現三島村にも似たようなものが伝わる。秋田のなまはげも同じ系統らしい。  外に出るとスコールでした。