白河神社(白河関跡)
所在地 | 福島県白河市旗宿字関ノ森120 | 白河の関跡に建立されている白河神社。関跡は有名な史跡だと思うのですが、アクセスが悪いからなのか季節が悪かったのか全く周囲に観光客はおらず、ひっそりとした雰囲気の中、神社は鎮まっていました。 一見、何故ここが関所なんだろうという気もしましたが、栃木県側から北上すると山を越えて拓けた場所にあるので、関所としては丁度良かったのかもしれません。 由緒については現地看板から引用「第十三代成務天皇五年(一三五年)白河国造命と天太玉命を奉祀し、勅命により鎮座、のち白河の関設置に当たり、関所南北に住吉、玉津島明神を祀る。延暦十年(七九二年)、永承七年(一〇五三年)、平兼盛、源頼義、義家等が稲田を奉献し、寿永三年(一一八四年)三月九日源義経、文治五年(一一八九年)源頼朝等が金弊を奉献、元和元年(一六一五年)伊達政宗公社殿を改築奉納(本殿の棟紋に九曜星、縦三引きの紋あり)、享和元年(一八〇一年)に白河城主松平定信公が神庫を奉納。奥の細道曽良日記にも記された二所の関明神として、現在国技である大相撲二所の関部屋の発祥地、八月に二所の関古式相撲が嵐祭りとして奉納される。白河の関を境内とし、境内は昭和四十一年九月十二日付けで文化庁より国指定史跡「白河関跡」に指定された。」。 |
祭神 | 白河国造命(鹽伊乃己自直命) 天太玉命・中筒男命・衣通姫命 |
|
社格等 | 式内社 | |
創建 | 成務5年(135年) | |
その他 | 地図 |
神社遠景 | 管理人は白河関の森公園に車を停めてしまいましたが、神社目の前に駐車場がありました。 |
授与所。社務所はこの建物の奥になります。 | 奥州総鎮守・延期式内社・白河之関鎮座とある。 |
「関守の宿を 水鶏に 関はふもの」芭蕉 | バス停があります。新白河駅辺りから出てるんですかね。 |
「式内白河神社」で読みは正しいでしょうか? | 白河市街方面 |
那須方面 | 入口 |
白河関跡についての説明書き。内容については割愛。一度場所を忘れ去られていたのを江戸時代後期に白河藩主松平定信の考証により断定されたという。ちなみに、神社はずっとここにあったということで良いのかな? | |
狛犬 | 狛犬 |
手水舎 | |
古関跡の碑 | 幌掛の楓。源義家が安部貞任攻めに通った際にこの楓に幌をかけて休息したという。 |
上っていく | 記念碑 |
日本中どこにでもある世界平和を祈る碑。いつも思うのですが、許可を得て誰かが立てているのでしょうか? | 杉が見えてきました。 |
従二位の杉。鎌倉前期の歌人、従二位の藤原内卿家隆が手植えしたという。 | 何かあるけど雪で進入できず。 |
旗立ての桜。源義経が平家討伐のため戦勝祈願した際、この桜に旗を立てたそうだ。 | 参道に戻ってきました。 |
やはり雪道は風情がありますな。 | |
矢立の松。源義経がこの松に矢を射立てたという。冬だと根株すら見えません。 | 社殿が見えてきました。 |
振り返る。 | 狛犬 |
狛犬 | 拝殿 |
正面から。 | |
福島県知事荒木義夫の謹書 | |
古歌碑 | 三首あります。掲載は割愛。 |
左の建物は何でしょう? | |
斜めから。 | 左から雷神社・若木神社・愛宕神社・神明神社・大山祇神社・熊野神社・天神神社 |
八雲神社 | 本殿 |
拝殿の前に戻ってきました。国津神社。 | 空堀跡 |
冬でも分かりますな。 | 土塁跡。さすがに冬だと分からない。 |
雪が溶けると分かるのでしょう。 | こちらにも空堀跡 |
広場があります。 | 左が土塁跡 |
ちょっと離れた場所から。 | |
いろいろ立っている。 | |
拝殿の横 | |
稲荷神社がある。 | |
本殿 | 空堀跡 |
戻って来て道路沿い。誰が書いたのか平兼盛の歌が書かれている。 | 川があります。 |
再び遠景 | こちらが白河関の森公園 |