田島神社
所在地 | 佐賀県唐津市呼子町加部島3956 | 由緒については現地看板より引用「御由緒 田島三神は遠い神代の昔に天照大御神が素盞嗚尊と剣玉の御誓にて御気吹の中よりお生れなさいました三柱の姫神で御出現になりました。当社の御鎮座の年代を定めることは出来ませんが、全国的にも九州でも最も古い神社の一つとして知られています。当社への朝廷の御崇敬は特に篤く、奈良時代天平十年には、大伴古麻呂に詔命があって田島大明神の御神号をお贈りなされた。大同元年には神封十六戸を充てられ、正四位に列せられ、中世以降は諸武将の崇敬も厚く、江戸時代に入ってからは唐津城主の祈願所となり、明治四年国幣中社に列格され、毎年勅使を派遣されていたが、戦後宗教法人となり別表神社に編入された。 御神徳 田島大神は、海陸交通安全、航海安全船舶守護、大漁満船、海運漁業者の崇敬が極めて厚く五穀豊穣、商売繁盛の祈願所となり、古来より大陸の要衝でもあり、遣唐使は航海安全を祈願し、古社として崇敬され現在に至っています。」。 境内にある松浦佐與姫神社についても現地看板より引用「松浦佐與姫を祭るこの神社は、宣化天皇二年十月、大伴狭手彦は勅命により、任那を援護することになり、京の都を発し松浦国篠原の里に滞在した。篠原村長者の娘佐與姫は心優しく狭手彦と想思の仲となった。いよいよ出航の時、別れを惜しみ後を慕い領布振山(鏡山)に登り遙に船影を望んだ。更に松浦川を渡り、沖合遠く走る帆影は小さく雲間に没して見えなくなった。姫の悲嘆はますます募り田島神社の神前に詣でて夫の安泰を祈念しながらも泣き続け息絶えて神石となられた。世にいう望夫石である。これをお祀りしたのが当社である。豊臣秀吉より文禄二年百石の御朱印以来、徳川将軍家に引継がれた。その後佐與姫の想いがかない、狭手彦は無事帰国した。以後唐津城主の姫君などがお忍びで再三参拝され、良縁の御守を持ち帰られた。以来縁結びの守神として信仰厚く、男女の参拝は習俗となって現在も続いている。 」。詳細は唐津市観光協会のページ参照。 神社の呼び名は、「たじま」と表記するサイトが多いが、「たしま」と表記しているサイトもある。呼子町の観光案内所では「たじま」と表記されていたので、当サイトではそちらで表記します。住所については番地を3965と表記しているサイトが散見されるが、誤記であろう。 なお、当神社については、宗像大社との関連性など指摘されており、調べるといろいろ面白そうである。 |
祭神 | 田心姫尊(たごりひめのみこと)・市杵島姫尊(いちきしまひめのみこと)・湍津姫尊(たぎつひめのみこと) 相殿:大山祇神・稚武王尊 |
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社格等 | 式内社、国幣中社、別表神社 | |
創建 | 不明(肥前国最古であり、神代と言われる) | |
その他 | 地図 |
海中展望船ジーラより遠景。右側の丘陵にある。麓には微かに鳥居が見える。 | 左記鳥居 |
遠くには呼子市街 | 社号標 |
呼子町観光物産館 | 説明書き。何故か拝殿前にあった説明書きと祭神の漢字表記が違う。 |
では、参拝しますか。 | 国幣中社とある。 |
鳥居 | 立派な灯籠 |
手水舎 | |
社務所。訪れたのが5時を過ぎたからなのか、平日だからなのか宮司等さんはいませんでした。 | お神籤掛け |
元寇の碇石 | 佐賀県最古の鳥居らしい。 |
絵馬掛け | 社殿は階段を上った先にあります。 |
歌碑 | 社殿正面の鳥居 |
鳥居から見て手前側。何と海です。 | |
海から神社に向かって上る配置となっています。 | なかなか荘厳ですね。 |
狛犬 | 狛犬 |
楼門 | 楼門からの眺め |
拝殿等 | 藤の花と石碑 |
力石 | |
碑です。何を書いてるかは管理人の教養では分かりません。 | 佐與姫神社 |
由緒については上記で引用したとおり。 | 御崎神社 |
祭神は級長津彦神(しなつひこのかみ)・ 級長津姫神(しなつひめのかみ)・猿田彦神(さるたひこのかみ)です。由緒については「文禄の昔、小鷹丸の船首に、瑞真榊を立て三種の神器を奉り、大陸に七度の往復をしたが無事帰国した。その後、神恩感謝の為、姫島の神々と船霊の御守護と共に海上安全の守護神としてお祀りすることになった。」とのこと。 | 御崎神社です。 |
では、拝殿へ。 | 近くで。本殿は全然見えません。 |
狛犬 | 狛犬 |
由緒については上記で引用したとおり。 | 見下ろす。5時を過ぎているため、逆光を免れなかった。 |
脇の社殿 | 斜めから。 |
脇の社殿 | 斜めから。 |
横に何やら階段がある。 | 上ってみましょうか。 |
なかなかの石垣です。 | 森 |
石を発見 | 太閤祈念石 |
豊臣秀吉が真っ二つに割ったという。 | 神社境内にはちらほら磐座と思しき石があった。 |
おまけ(波戸岬)
もはや神社でも何でもなく観光地紹介ですが、せっかくなので。神社のある加部島から名護屋大橋などを通って10分強で着きます。 | 訪れたのは2015年4月10日。6時を過ぎて日暮れも近い。 | |
広いですね。 | 何の予備知識も持たずふらっと寄っただけなのだが、なかなかの景色であり、大変良かった。 | 海中展望塔があります。 |
ハート型 | 波戸岬とハートをかけているらしい。 | 我ながらのベストショット。カップルでも座っていれば様になっていたでしょうか?ちなみに、管理人は男友達と来ましたが・・・。 |