慶佐次
慶佐次は村の南部にあり、有銘の東に接している集落です。慶佐次川河口には、国の天然記念物に指定されているヒルギ林があります。 集落は、現在の公民館がある周辺がメーバリ・シーバリと呼ばれ、ここが中心となります。慶佐次川を越えた西側にも集落があるが、こちらは新しいそうだ。 隣の有銘集落は、慶佐次集落から移住した人が開拓したとされ、兄弟のような集落だそうです。 慶佐次集落の歴史は、北山の流れを汲む慶佐次大主という人が本部町新里からユアギマクと呼ばれる場所に流れ着いたのが最初だという。東村の他の集落にもいえる話ですが、沖縄の他の集落と比べると歴史は浅い方なのかも知れません。 集落の聖地は、「沖縄国頭の村落(上)」によると、①ミナト②アジ墓(ムラ墓)③アサギ④ムラドゥンチ(ニガミヤー)⑤ユヤギマク⑥ヤーヌイー⑦ビンタバルがある。 |
②のムラ墓。一体の山はグソー山とも呼ばれる。墓は慶佐次川西側手前の道を北に上るとあります。アジ墓は、100年以上前まではこの共同墓の手前にあったという。 | 拝所らしきもの発見。 | 何を祀ったものなのかは分かりません。 |
集落入口にある共同売店。 | 集落前の通り。 | シーサーが置いてあります。シーサーは南北に設置され、その範囲がかつての集落の範囲だという。 |
川沿いでは何やらカヌー練習中?の少年達がいました。 | アサギです。 | 一見公民館に見えるが、オミヤの手前に公民館があったからこれは違うのかな。 |
オミヤ周辺、井戸らしきものがある。 | オミヤ周辺の景色。 | こっちが公民館と書いていますが、どうなんでしょうか? |
オミヤです。この後方の森がユヤギマクと言うらしい。 | 井戸跡? | |
奥にも何かありそう。 | 井戸というよりは樋川と呼ぶ方が正しいかな。これがカミガーかな? | オミヤ |
上記本によると男子禁制らしい・・・。後で知りましたすみません。 | 神社(かみやしろ) | 木々が鬱蒼と生い茂っています。 |
集落の東側は丘陵になっています。ここら辺がイチナンコーと呼ばれる場所かな。 | 東村名産パインがたくさん作られていました。 | 海岸まで来ました。 |
夏ならもっと綺麗だったんでしょうがね。 | ||
奥の方には米軍施設があります。細長い塔みたいなのが見えますが、ロラン局かな。 | 集落のすぐ北側にも公民館があり、北公民館と言うらしい。 | 道路脇の木。 |