伊実久
伊実久は島の北部に位置し、北は小野津、東は塩道、南は長嶺、西は伊砂に接した字になります。 観光地というほどでもありませんが、集落の東側にはグローリー牧場があり、近くには直線道路が通っています。いずれも別ページにて紹介。 集落の聖地は、厳島神社が集落内にあります。奄美には数が多い神社ですが、喜界島ではこの集落だけになります。 集落の名称は実久(サネク)という言葉があるように海岸地形によく見られる砂地を表すが語源なのでしょう(どちらかというとカネクの方が多いが、サネクも同源である)。では、伊(イ)は何を意味するのかというと、管理人には分かりません。上(ウィー)が訛ったのでしょうか? |
集落北方の崖下にある取水場(?)。 | 昔からこれだけ水量があったかは分かりませんが、喜界島でこのような水源は貴重だったでしょうね。ちなみに、現在の喜界島は地下ダムを水源として使用しています。 | 公民館。厳島神社から道路を隔てた近くにあります。 |
おぐら隊倉庫 | 集落内 | 同じく |
何やら意味ありげだが、何でしょう? | 直線だけど、かの直線道路とは違います。 | |
それでも十分良い眺めです。 | 左記道路脇にあった招魂碑。 | 平清盛の孫である平資盛の霊を慰めるために建立したとのこと。資盛は島に三年滞在し、大蛇羅という子供をもうけ、現在も志戸桶の操家に墓があるという。なお、資盛は加計呂間島の諸鈍村にて死亡。 |
招魂碑通りだそうだ。 | 隣にセイキチと書いてあるのは誰でしょう? | 再び集落内。東側になります。 |