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塩道

 
　塩道は島の北東部に位置し、北西は伊実久、北東は佐手久、南西は早町に接した字になります。集落は南西側に密集しており、早町の集落とほとんど一続きに見える。集落には塩道長浜公園があり、よく整備された町という印象である。
　塩道長浜公園は奄美民謡の塩道長浜の舞台であり、公園には歌碑が建っている。
　集落の聖地は、塩道長浜公園の北東にクッビー神社があり、早町小学校の南側に御権現宮と高千穂神社がある。クッビー神社については、存在に気付かなかったので訪れていません。なお、クッビー神社とは、「喜界島みてある記」によると、クッビン神様といわれイボ治応の霊力があるとのこと。
　グスクは永吉毅著作「沖永良部島　地名考　付　奄美諸島の小字名」を見ると、嶺城久と城久山の二つがある。いずれも場所は不明だが、名前からして山か台地状の土地にありそうである。地形図から推測するに、集落の北方にある電波塔が建つ地点や北東にある三角点のある標高50mほどの小山辺りか？

集落風景

     
集落東側入口 バス停  立派な石垣の家が目立つ。 
     
一軒一軒の家の敷地が大きいように感じる。   しかし、人気が少ないもんですね。 
     
真っ直ぐ行くと早町中学校。Mapionの地図を見る限り、右側が塩道で左側が早町のようだ。  早町幼稚園＆小学校 正門かな？ガジュマルの手前にある標語に根性とある。
     
公民館 左右の写真とともに他の写真とは別の日撮影バージョン。二段上にほぼ同じ写真がありますが、気にしないでください。   
     
小学校のある半島（？）一週道路 琉球的原風景を感じていいですね。  早町港。立派です。
     
  小さい島の港、しかも玄関港ではないにしては立派。旧早町村の中心港だからというのもあるか。 対岸は早町
     
我ながらこんなに港の風景を撮ってどうするんだろ。 釣り人もちらほら。  公民館跡っぽい。 便宜上（？）上記地図はこちらの方を指しています。

塩道長浜公園

     
塩道長浜公園です。トイレは綺麗ですよ。 駐車場  塩道長浜伝説が書かれています。転載すると「しみちながはまに　うまつなじうかば　いちやだるさあていむ　どうていやぬるな」。訳は「しおみちながはまに　馬をつないであって　どんなにつかれていても　それを勝手に乗ってはいけない」。謂われは「薩摩藩治下の頃、馬産地で有名な喜界島の長嶺村の盛里青年と塩道村の美人ケサマツとの悲恋物語を歌った大島民謡「塩道長浜節」で知られたところである。」。あいにく管理人はこの歌は持ってないので、聴いたことがありません。 
     
公園の先に行くと 何やら海水浴場っぽい。  敷地は広いです。 

神社

     
高千穂神社。小学校の少し南側にあります。 喜界島には湾と塩道だけです。旧市町村ごとに一つ建立したのでしょうか。建立は1870年のようです。 手水舎 
     
青空に映えます。 祭神は天津彦瓊々杵尊（アマツヒコニニギノミコト）です（漢字表記は「喜界島みてある記」に従った）。 亡友之碑 
     
高千穂神社の向かいにあるのが御権現宮。 やたらとソテツに囲まれている。 御神体