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菅原神社(天満宮)

 
 志戸桶海水浴場のすぐ西側にある神社。境内にある由来記という碑文から引用すると、「当社は壇ノ浦の落人平資盛卿一行が、建仁二年(1202年)当沖名泊に無事漂着した事を神に奉謝し、併せて一門の武運を祈願して奉祀したと伝えられる。また、当社は薩藩時代には湾村天神宮等と共に「喜界七社」として崇められ、続く明治時代には「村社」に列せられる等、由緒ある神社であるが、戦後は昭和29年に宗教法人化され現在に至っている。尚、旧社殿は昭和5年に造営されたが、近年老朽化が著しくなった為、地元及び出身者の浄財壱千五百五拾余万円を以て、新しく社殿を造営奉り参道を整備した次第である。」。祭神は菅原道真公、例祭は旧暦8月25日だという。
 「喜界島みてある記」によると、平家一門が沖名泊の小山に神鏡を安置して祭祀を行ったのが始まりと操家と永家の由緒書にあるという。現在の神社に小山らしきものは一見なさそうだが、本来は天神山公園にあったのだろうか?


   
入口と一の鳥居。  参道です。よく整備されています。 
   
二の鳥居  
   
ビロウに囲まれて実に琉球的。 井戸でしょうか? 
   
手水舎 菅原神社由来記です。内容は上記で引用した通り。 
   
社殿 社殿近くの岩(だった気がする)。 
   
目に付く岩場。どっかでこの岩に関するエピソードを見た気がするが、何だったっけか。見つけたら追記します。 社殿側から見た参道。