エラブ岩
エラブ岩は徳仁港にの反対側にある大きい岩場のことであり、安座真港の地図によると「ふしま」とも書かれている。 イラブーが採れるからエラブ岩なんだろうと簡単に思えそうですが、「永良部」や「伊良部」の語源に興味がある管理人としては、地名が先でそこで採れるウミヘビをイラブーと言ったんじゃないかと素人ながら思っています。 もっとも、古い文献から地名が伺える口永良部・沖永良部・伊良部と違って、こちらの名称がつけられたのは近年かも知れませんが。 管理人と同様に永良部地名に興味がある方は以下のサイトなど参照して見て下さい。古語の「彩ふ」が語源で「美しく彩る」という説もあるみたい。しかし、他の島ならまだしもこの岩が美しく彩るものなのかは若干疑問。 話は逸れに逸れましたが、エラブ岩には何やら拝所みたいなのがあります。防波堤から繋がっているので、行くこともできるのですが、岩場で足下が覚束なさそうなので行くのは止めました。島外の人が足を踏み入れていいのかという疑問がったのも理由の一つですが。文献など調べても見たところ、特に拝所があるという記述は見当たらない。写真に見えるのは拝所ではないのか、最近設置されたものかのかも知れない。純然たる個人の墓かも。 |
エラブ岩全貌 | |
拝所があります。首里の方でも向いているのでしょうか。 | |
日没前なので逆光がきつかったです。 |