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アマグスク

 
 アマグスクは辺戸集落の端っこにあるグスクです。 「日本の神社 神社と聖地 南西諸島」によると、義本王の墓と道路を挟んで向かいにある森とのこと。拝所や墓の類はないとのこと。もっとも、訪れたところ、分かりやすい形で森や山があるわけではなく、管理人にはどれがアマグスクなのかは断言できず。集落で何人かに聞いてもいずれも分からなかった。役場の教育委員会に知ってる方がいると以前に聞いたが、管理人が訪ねたときは、残念ながらその方は不在だった。
 一応らしき場所を掲載しておく。この範囲のどこかにさすがにあるとは思うが、正確な場所は不明。集落の北側の森全体を指すのだろうか。普通アマグスクというグスクは山や高台がある程度分かりやすい形であるのだが、ここら辺は地形が若干複雑で、少なくとも58号線より集落側で如何にもグスクな地形は見当たらない。アマグスクが管理人の経験では眺望がいい所に多いことと、その形状から義本王の墓がある小山かその後方(南西)の安須森御嶽の方がアマグスクっぽい気がするが、上記本の条件に該当する場所は農村公園(蔡温松林公園)がある森になりそう。


   
辺戸集落付近より撮影。左側に義本王の墓がある。 この森より左側になるのかなぁ。
   
右奥に義本王の墓がある。 上記写真の森。
   
別角度より撮影。多分違うな。 集落高台より撮影。
   
正面が義本王の墓がある森。 正面奥が農村公園になる。これなら森だし、場所によっては眺望が良いとは言えそうだが。
   
遙か昔は眺望の良い森だったとも言えそう。 集落内も場所によっては高台で眺望が良さそうだが、上記本で説明する場所から少し離れる気がする。
   
農村公園内 案内図 
   
公園内 グスクっぽさはあまり感じないが、義本王の墓の前はここら辺になる。