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国頭村

　国頭村は沖縄本島最北に位置する行政区域であり、村域の大部分を山林が占める地域です。字は20あり、主に西海岸側の入り江ごとに集落が点在しています。観光地は辺戸岬・金剛石林山・茅打バンタ・比地大滝・タナガーグムイなどがあります。有名なビーチはありませんが、JALプライベートリゾートオクマのビーチは綺麗ですし、海岸通り沿いから見える海も中南部とは違った素朴さがあり、眺めていても飽きません。管理人は泳いだことはありませんが、東海岸もサンゴ礁がそれなりに発達し、案外楽しいかも知れません。史跡は琉球開闢七御嶽の1つである安須森御嶽（辺戸御嶽）や義本王の墓などがあります。グスクは有名なものはありませんが、管理人が数えた限りでは8つあります。拝所は管理人は全部の集落を隈無く探したわけではありませんが、「琉球国由来記」や「国頭村史」を見ると、大体の集落に神アサギがあるようで、また、公民館周辺には拝所の類を大体見かけた気がします。
　沖縄県民でも遠いせいかあまり行かない地域ですが、ドライブがてら海でも眺めると心が落ち着く場所だと思います。なお、辺戸岬より東側は地図で見る限り西海岸経由より少し距離がある程度に思えるかも知れませんが、道が曲がりくねってアップダウンも激しいのでヤンバル一周をする場合は時間に余裕を見た方がいいでしょう。