宜名真神社
宜名真神社は「沖縄の拝所300」によると、戦前は宜名真御殿、御殿屋敷と呼ばれていた金丸(尚円王)の仮寓跡であるという。「琉球国由来記」でも旧跡として紹介されている。戦禍で消滅し、戦後尚円王火ヌ神の他に天照大神・恵比寿・大黒天を合祀し、 阿弥陀如来・大日如来・不動明王・千手観音を奉納したそうである。如何にも日本的な神仏混合である。 このように尚円王と深い関わり合いがある場所であるが、尚円王はここに住んでいたとき、村人に襲われそうになり、与那覇岳に逃げたという。そんなエピソードがあるのに後に尚円王を祀って拝むというのも不思議な話ですが、宜名真の住民は主に廃藩置県後に首里・那覇から移ってきた人が多いそうで、彼らからするとそんな遠いエピソードは自分たちには関係ないよ、なのかも知れない。 |
公民館の隣に所狭しな感じで立っています。 | これだけ別の日の撮影。ちょっと遠目から。 |
シーサーです。 | 建物は3つ見えます。本殿(イビ)・権現堂・祖霊舎というのがあるらしい。 |
一番手前の建物。宜名真権現堂と書いてある。 | 2つ目。宜名真神社とある。 |
3つ目の写真はありませんでした。そして、まだ奥に建物がありました。これが火ヌ神? | 周囲は石垣が巡らされていた。 |