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辺戸岬

 
 沖縄本島最北端に位置するのがこの辺戸岬。ちなみに、沖縄最北端は久米島町に属する硫黄鳥島です。伊平屋島でもありません。辺戸の意味は「遠く離れた地にある渡すなわち港のある場所」で(国頭村史)、そこから辺戸になったらしい。
 岬から約25km先は鹿児島県の与論島が見えますが、沖縄返還前はここが国境線であり、かつては両島の間で焚き火を焚いたという。天気が良い日は沖永良部島・徳之島も見えるというが、管理人は徳之島どころか沖永良部島も見えたことはありません。
 人は最果ての地を求めるのが好きなのか、いつも結構な数の観光客がいる景勝地であります。管理人はいつも宜野湾から原付で行ってたので、車で行った場合の時間は正確には分かりかねますが、恐らく那覇から高速を使わないで向かうのでしたら道の駅で寄り道をしながらだと4時間弱で着くものと思われます。訪れる人の9割は西海岸経由と思われますが、帰る際も余程時間がある人以外は西海岸経由で帰るのがお勧め。もっとも、管理人は東海岸の素朴な風景も好きですが。


     
入口。正式名称は辺戸岬園地というっぽい。 2009年夏に訪れた際の写真。入口にある像と石碑。大田政作という人らしい。元琉球政府行政主席とのこと。 与論島方面。微かに見えたが、写真では分からないですね。
     
少し満潮気味かな。やはり海は綺麗です。たまにウミガメを見かけることもあります。 東側。  正面に見えるのは安須森御嶽。
     
夏だからもっと透き通った晴れだったら良かったんですがね。 西側。天気が良ければ伊是名・伊平屋諸島も見えます。   
     
こちらは2009年冬の写真。  
     
祖国復帰闘争碑 冬の割にすっきり晴れていた。  
     
    海は結構穏やかでした。
     
    琉球鐘鬼門とあります。
     
与論島のシンボルです。与論島にも同じのがあったんだっけか? 「夕月夜 みやらびの歯は 波寄する」
裏側にある説明書きを見ると、沢木欣一という人の歌らしいです。
沢木欣一が昭和43年の夏に来た際に詠んだ句とのこと。
     
始めてここを訪れたとき米軍の女性が先端までひょういひょいと歩いてました。さすが軍人。 ビーチがあります。泳いでる人はいつもいないですが。  こっち川も海は穏やか。
     
サンゴ礁が見えます。 白い道の両脇にはクサトベラなど生えてます。 辺戸周辺ガイドマップ。 
     
こちらは2007年12月に訪れた際の写真。上と違ってえらい荒れようでした。   米軍ヘリが岬周辺を飛んでいた。