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比地大滝

 
 比地の集落奥にある沖縄本島最大の滝。本島は山地が少ないため滝自体が珍しいです。有名な滝の割に案外と行ったことのある沖縄県民や観光客は少ない印象を受けます。国頭村と本島中南部から行くには遠い上、入口から滝までも少々時間がかかるせいでしょうか?噂ではアメリカ人ばっかだよと聞いてましたが、実際に行ってみると本当にアメリカ人ばかりでした。彼らの行動力には感心することしきりです。
 滝までは現地の説明書きでは40分かかるとありましたが、管理人は30分で着きました。もっとも、その分疲れたのでのんびり30分かけて歩いた方が楽しめると思います。
 管理人は夏に訪れたのですが、台風が近づいてたせいもありますが、高く気温30℃、湿度推定90%はあるんじゃないかという中で歩いたので、汗を1リットルぐらいかいたんじゃないかという気がします。だからなのか滝周辺では涼むためか泳いでる人が多かったです。もっとも、滝壺は危険だから泳ぐのは自己責任でということらしい。この点、水着持参のアメリカ人はさすがである。
 冬に訪れるといいのかも知れませんが、管理人が何回か冬に通った印象では併設しているキャンプ場が閉鎖していた気がするので、ひょっとしたら冬は入れないのかも知れません。なお、入場料はかかります。   


     
入口の看板。バードウォッチングするのにもいいのかも。滝までは1352mだそうです。 入口からすぐの所に拝所がありました。「沖縄国頭の村落(上)」によると、ピヌカンヤー・中の宮・イビヌタキがあるという。 どれがどれでしょう?
     
下流域になると治水されてしまってます。 途中にある東屋。休憩するにはいいのですが、蚊には注意。 橋があります。 
     
この川を上れば滝です。 周辺は木が生い茂ってます。イダジイが多いそうです。  橋を越えたら川と併走します。小学生の課外授業か何かなのか、岸辺には先生と生徒がたくさんいました。 
     
こんなのもあります。 これが釜跡かな?  携帯の電波は届かないので何かあったらこちらへ。
     
滝の音が聞こえてくるようになります。 着きました!  先客は数名程いました。 
     
滝を見ると何故か心が癒されます。 下流域を臨む。  間近から。この滝壺で泳いで死ぬ人がいるとかいないとか。 
     
水しぶきが空を舞っています。 もっと間近から。  イダジイの木でしょうか?とても幻想的です。 
     
水は綺麗です。 まるで温泉のよう。  管理人がいたときは10人ぐらいいましたが、半分以上がアメリカ人でした。それに混じって観光客の老夫婦も水に浸かって寛いでました。今度来るときは水着持参だと面白いかも。