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国頭さばくいの地

 
 道の駅すぐ近くにあるオブジェ。確か道の駅手前だった気がするが、少し記憶が曖昧です。何でも国頭地方は木材の輸出基地だったそうで、首里王府までリレー式に運んだそうだ。「さばくい」とは役職名のようだ。


  こうやって港まで運んだそうです。 
  以下説明文から抜粋「琉球王朝時代、首里城王殿の改修の際本島北部国頭の山々から建築用材を伐り出して王府へ献上した。
与那覇岳・長尾山一帯から伐り出された材木は、比地川・奥間川を下り鏡地原の浜から海を渡り泊の港へ陸あげされ首里へと運ばれた。途中村から村へと人びとがリレー式に材木を曳いて運んだりもしたという。その木遣りを歌ったのが「国頭さばくい」でこの木遣り歌は、大勢で掛け声をかけ合い音頭を取りながら心をひとつにして歌われた。歌詞は国王の御代万歳をたたえている。このしぐさを当奥間区に民俗芸能として保存されている。
なお、さばくい(捌理)とは各間切にいた幹部役人の総称で彼等は材木の検査ならびに運搬の指揮にもあたった。
首里城正殿の復元を記念して「国頭捌理」の碑をこの地に建立する。」 。