水納島(本部町)
水納島とは本部半島の西約7kmに存在する標高12mと平坦な隆起環礁状の島です。島の形から別名クロワッサンアイランドと呼ばれています。宮古地方多良間村にも同名の水納島がありますが、どちらも語源が同じなようで水がないことから来ているそうです。かつてはメンナノ御嶽と言って聖域となっていたみたいですが、明治時代に瀬底島から人が移住してきて開拓が始まったそうです。そのせいか水納島の字は瀬底であって水納ではありません。
集落は小さく管理人が確認した限りは2006年時点で人口47人のようで沖縄有人離島の中でもかなり少ないです。学校は水納小中学校がちゃんとあるようですが、中学校は休校になると記事で見ましたがその後はどうなったんでしょうかね?
島は小さいですが、観光業は盛んで夏にもなると本島のみならず内地からもたくさんの観光客が訪れ一時の賑わいを見せます。人が多い中南部から離れているおかげか、大変海の色は綺麗でして、様々な観光地を巡った管理人でも驚くほどの色を見せてくれます。でも、サンゴは白化現象により大分ダメージを受けているらしい。シュノーケリングをするなら水納ビーチとまず思い浮かぶでしょうが、ネット内で泳ぐことが嫌いな管理人はここでは泳ぎませんでした。もっとも、安全性といった観点もありますので、それの有用性は否定しません。自由に泳ぎたいという方は島の反対側のカモメ岩があるビーチで泳いでみるのも一考です。ただし、管理人は沖合で泳いでクラゲに咬まれて(ハブクラゲではない)痛い目に遭いましたが・・・。
島は限りなく平坦なのにハブが生息するらしい。雑誌に「人口46人ハブ1000匹」というタイトルで書かれてたりします。でも、ハブ駆除実験が行われた島らしく数は減っているとのこと。管理人がカモメ岩方面に行く際は住民の方に「ハブに気をつけて!」と言われました。それにしても、隆起環礁なのに何故ハブがいるんだろうか?流木に乗って流れ着いたのか?不思議である。
航空写真モードにすると分かりますが、綺麗なサンゴ礁に囲まれています。ただ、どうしても港を造る関係上港への道はサンゴが削られてしまいますが。 |
集落等 | 渡久地港・水納港・水納集落・ 島西部の畑・カモメ岩への道・水納島灯台 |
ビーチ | 水納ビーチ・水納ビーチ東側・内海・島南部ビーチ(カモメ岩付近) |
その他 | 水納島史 |