根路銘
根路銘は大宜味村の北部に位置する集落になります。根路銘と書いてネロメ(ニャロメではない)と読むが、方言ではニルミ、ニミなどと呼ばれる。一見、合成地名のような印象を受けるが、特にそういった伝承はなさそうである。管理人には字名の語源は不明。 そんなに有名な字ではないかもしれませんが(失礼!)、ウンガミ祭は結構有名なようです。7月に行われ、相撲大会、豊年踊りなどが催されるという。 道の駅おおぎみは字根路銘にあります。そんなに品揃えはないですが、時折地元の特産品を安く売っているので、是非寄ってみましょう。シーズンになると、パインがたくさん並んでいます。 集落の聖地は「沖縄国頭の村落(上)」によると、①ムラ墓②ニシムティジョー③ビジュル④ハミヤー⑤トゥクジョー⑥ナハムティジョー⑦ニーヤー⑧シマナハガー⑨フェームティジョー⑩カナチクヤシキ⑪トウバルガー⑫ウントーのオミヤ⑬ウィーヌカー⑭ウタキがある。孫引きになるが、「根路銘誌」によると、かつては神アサギがあったという。 ジョーという名前が散見されるが、それぞれ浜辺への昇降口だという(なお、琉球方言でジョーとは門を意味する)。⑩のカナチクは人名になります。⑬ウィーヌカー⑭オミヤが集落の東南東の大兼久川中流付近にあることから、かつてはここら辺に集落の先祖が住んでいたのかもしれない。ウタキの奥にあるティサガ森には男神の天作、ウラヒの女神天鶴、玉森の女神玉鶴をめぐる伝説があるという。 なお、「琉球国由来記」「琉球国旧記」にも村名及び聖地の名前は見えない。 |
国道58号線沿いより | 集落南側入口 | 集落内へ |
公民館 | ||
木々が多い集落です。 | 大兼久川 | |
どこにあったか忘れましたが、拝所です。 | 上記のどれかに該当するかも分かりません。 | |
再び公民館 | 公民館の近くにあったような・・・ | これも上記のどれに該当するか・・・公民館の近くならハミヤーかなぁ? |