大兼久
大兼久は村の北部にある行政上の中心集落になります。村役場はここにある。かつて隣の大宜味から分区した字になり、方言でイリミ・ハニクと連称されるという。方言ではハニクの他にウグガニクとも呼ばれる。カネクとは南西諸島の海岸地形に多い名称で、砂地を意味する。 集落の聖地は「沖縄国頭の村落(上)」によると、①ミージマジョウ②ナハンジョウ③アガンジョウ④オギミンジョウ⑤タチマ(フトゥキヌメー)⑥クラサブッスーの墓⑦クサティ⑧アナガー⑨大宜味村慰霊之塔⑩ミーミジを汲んだ場所⑪ウタキ(大宜味ウガン)⑫カーヌブイ⑬ナカヤマ⑭クノーイーがある。大宜味から分区しただけあって、⑪ウタキは共通の拝所となっている。⑦クサティはお宮とも呼ばれ、その前にある公民館はかつてアサギがあったという。 |
村役場前の道路。移動式(?)パン屋がいる。 | 役場前広場。デイゴの木かしら? | ぶながやの里宣言碑。ぶながやとは沖縄でいうキジムナーですな。喜如嘉に多いらしい。 |
沖縄戦終結50周年記念碑 | 慰霊之塔 | |
村役場 | 集落内 | |
公民館 | 神道らしきものがある。 | 拝所です。井戸があるからアナガー?以下の拝所は大体同じ場所にあったはず。 |
何やらこちらにも拝所が見える。 | これがクサティかな? | |
再び集落内 | 笑味の店。ホームページもあります。 | 国道58号線に戻ってきました。 |