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グスクタ

 川内集落から川内川を越えて西側に行くと、山間に果樹園がある。そこがグスクタになる。
 小字も城田になり、「角川日本地名大辞典鹿児島県」にも「沖永良部島 地名考 付 奄美諸島の小字名」にも小字名として掲載されている。また、「奄美におけるグスク調査の報告 三木靖」によると、川沿の平坦面であり耕地になっているという。
 奄美には城田(グスクタ・グスクダ)という地名がたくさんあり、いずれも何も変哲もない平地であることが多い(もちろん田であることも多いが、畑であることもある。)。基本的には、グスクがある場所にある田を意味するものと管理人は思っていましたが、ひょっとしたら囲った場所にある田を意味するのかなと、この川内にあるグスクダを見ると思わなくもありません。


この先ぐらいからグスクタになる。 単なる平坦地 
道はちょっとだけ整備されている。  鹿児島県立埋蔵文化財センター掲載地図にあるグスクタの尾根が見えます。
   
昔は田んぼだったとか? グスクタのちょうど中心ぐらいかな。近くに川があるし、昔が田んぼだったとしてもおかしくはないか。