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荒木崎灯台

 
 荒木崎灯台は宝島でも有数の景勝地です。宝島紹介の写真では大籠海水浴場と並んでここが紹介されることが多いです。
 また、灯台周辺には平家の砦跡という石垣が今でも残っています。トカラに限らず南西諸島全般には平家の落人伝説が残っていまして、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の一部がこの島に住み着いたのでしょう。もっとも、他の島や奄美などと違い、管理人が調べた限りでは平家の武将の名前は伝わってなさそうである。名も無き武士達しか定住しなかったのかも。
 灯台の手前は牧場となっており、城之山牧場という。
 訪れる際は、集落の東側経由で行けば30分強で着くでしょう。牧場入り口は牛が逃げないように柵があるので、開けたら閉めましょう。管理人が訪れたときは夏真っ盛りなので、そもそも牛たちは牛舎にいましたが。


     
入口です。灯台までは1kmぐらいあった気がします。 牛の逃走防止用柵です。進入禁止というわけではありません。   
     
 蛭岳がすぐ後方にあります。ちなみに、この岳より西側に行くと管理人の携帯は圏外となりました。 灯台は結構遠い。ここら辺で持参した飲み物が全部なくなり正直焦りました。  道端は牛糞だらけです。気にして歩く気も起きないほど一杯あります。幸い管理人が歩いたときは乾いていたので、臭いなどは気になりませんでしたが。 
     
    観光用のアングルで使われる光景。晴れてはいましたが、低気圧が近づいていたため、ちょっと微妙。太平洋高気圧が思いっきり張り出してくれれば、完璧な写真が撮れたと思いますが。 
     
奇岩群が見えてきました。    
     
あと少し。 平家の砦跡の碑。最早何を書いてあるのかさっぱり分かりませんでした。  石垣 
     
何百年を経ても残っています。かつては見張り所であったという。 見上げれば灯台。   
     
灯台周辺の景色は「新かごしま百景」に選ばれているらしい。  思えば遠くへ来たもんだと思う瞬間。管理人は集落から寄り道をしつつ、西回りで歩いてきました。 二双・大間泊方面。宝島は珊瑚礁地形なことがよく分かります。大間泊の観音堂へ訪れた人は海岸沿いを伝っていけば、途中で階段がありますので、そこを登ればこの灯台まで来れるそうです。管理人もそうすれば良かったと思います。
     
大海原です。七島灘と呼ばれる海の流れが目と耳で体験できます。方向的には奄美大島が見えるらしいが、あいにく確認できず。 小宝島方面。写真じゃ分かりにくいでしょうが、僅かに見えます。  帰り際に撮った石碑。六という漢字しか分からん。