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阿嘉島のグスク
基本情報 | 阿嘉島にはグスク関連の地名が3ヶ所ある。 天城(アマグスク)とサクバル城跡とグスク山である。昭文社の地図によると天城展望台がある場所の名前がサクバル城跡となっているが、「沖縄のグスク」さんのホームページによると、天城展望台がある場所は、アマグスクとして扱い、サクバル奇岩群がある場所は、積(チン)グスクと扱っている。サクバル奇岩群の一つに積城島とあるから、管理人としては、サクバル城跡とは積グスクのことではないかと推測しているが、いずれ座間味村史等の資料に当たろうと思う。 グスク山は、上記サイトだと、中岳展望台のことを指すものとして説明されているが、遺跡分布地図情報システムは、明らかに中岳展望台より手前を指し示している。グスク山の存在は、阿嘉島を離れてから知ったので何とも言えないが、上記地図が指し示す場所に行く道があったか謎である。簡単には辿り着けない場所にあるのだろうか?アグの浜へ行く分かれ道の少し先にもう一本分かれ道があり、私が見た限り行き止まりっぽかったが、そこから行けたのだろうか?いずれ詳しく調べてみたいと思う。 |
天城(アマグスク)
アマグスクは、天城展望台のある高台のことを指し示すものと思われる。地形を見ると、高台にあることから、按司の住居跡や攻防を目的とした城としての役割を果たすグスクだと思われるが、石積み等の遺構は発見できなかった。島の人に聞いても、そのようなものはないと言う。一方、崖下を見ると、墓群があり、展望台周辺には2つの御嶽があるので、聖地としての役割の方が主だったのかも知れない。 |
グスク崖下 | |
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グスクを遠方より臨む。 | 崖下にはお墓や拝所がある。 |
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山側へ近づいてみる。 | 上がアマグスクになる。 |
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確かに石積み等らしきものはなかった。 | 中城村で見た龕(がん)に似ています。となると、この建物は龕屋になります。龕とは遺体を運ぶ輿だそうです。 |
天城展望台駐車場奥の御嶽 | |
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展望台駐車場から奥への道。 展望台と間違えてこちらの道を行く人がたまにいます。 |
駐車場の一角。何となくグスクっぽい遺構はないかと探してみましたが、らしいような違うような? |
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御嶽です。名前は分かりません。 | 海をバックに配置されています。 |
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久場島が丁度見えます。関係があるのかも知れません。 | こちらが展望台への道です。夜だとちょっと怖いかも。 |
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展望台の途中に獣道と思しき跡があったので進んでみた。だが、険しくなってきたので引き返しました。先には何かあるかも知れません。 | 展望台よりグスク側を臨む。 |
天城展望台駐車場手前の御嶽 | |
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展望台への道の反対側をよく覗くとあります。 | 厳かな雰囲気を醸し出しています。何となく御嶽の右側は降りれそうな気もしましたが止めておきました。 |
サクバル城跡?(積グスク)
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先にあるのがグスクになるのでしょうか? 少なくとも人が住めるようには見えません。 |
サクバル奇岩群より右側。グスクとの関連性は不明。 |
グスク山
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記憶を辿ると、グスク山近くにあった気がする分かれ道。 | アグの浜への道と違って舗装されていません。 |
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クワズイモかな?確かそれ以外には畑と何かしらの施設があっただけの気がします。 |