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クミチヂ山（久米頂山）

 
　クミチヂ山は渡嘉敷集落の西方にある標高37mの丘で渡嘉敷島の重要な聖地である。周辺には殿内・神社・旧家といった重要な拝所が配置され、山の頂上には神女が神遊びをするアシビナーがあるとのこと。
　「渡嘉敷村史」によると、種取り祭のときに出現する神ヤフィンチャーを拝むことが出来たのは、クミチヂ山の中腹に神が姿を現した時であるとのこと。また、字渡嘉敷の先祖が北御嶽・城島・里に住んでいたときに相談した場所がこの山であるとのこと。かつては丘の周辺まで海であったという。
　クミチヂ山は神女以外は立入禁止だそうで、管理人が一週して一見した限りでも登り口は見当たらなかった。確か神社の後方に登り口があったとどこかで見た気がする。
　


  クミチヂ山南方から撮影。ちょっと微妙なアングルでしたね。