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渡嘉敷島 


 慶良間諸島の玄関口、一番那覇に近いところにあるのが渡嘉敷村で、その中心部は渡嘉敷島になり ます。座間味村と同じくシュノーケリング・ダイビング・ホエールウォッチングで有名な島です。そして、歴史的にも集団自決があった島として今なお問題となっています。
 ビーチは渡嘉志久ビーチと阿波連ビーチがあり、展望台は赤間展望台を初めとして大小8つ(もう少しあるかも)があります。ビーチについては、管理人は梅雨時に阿波連ビーチで1時間ほど泳いだ程度なので何とも言えませんが、たとえ晴れてても阿嘉島のニシ浜が慶良間有人離島ビーチの中では一番で、阿波連ビーチはそれよりは劣る気がします。とは言っても慶良間の中での比較なので、もっと視野を広げれば沖縄の中でも有数のビーチだと思います。展望台は数が多くて様々な景色が見れるのでお勧めできます。
 グスク・御嶽等の聖地巡りが好きな管理人としては「琉球国由来記」記載の御嶽数が異様に多く、今なお聖地として残っている渡嘉敷島は興味をかき立てられる島です。観光地しての渡嘉敷島しかクローズアップされることしかありませんが、聖地という点からも大変興味深い島です。

基本情報  自治体:沖縄県島尻郡渡嘉敷村
面積:15.8km2
位置:那覇から西へ約30km
人口:727人(平成20年4月末現在)
島最高峰:赤間山(227.3m) 
 
交通手段 島へ行く方法:船のみ 
出発地:那覇泊港(とまりん)
所要時間:フェリーけらま(1日1便)で、約70分。マリンライナーとかしき(1日2~3便)で、約35分。
*変更の場合がありますので、必ず村役場のホームページで確認して下さい。
特徴   主に観光業で成り立っている島。民宿は20軒以上、ダイビングショップも20軒近くある。阿波連地区に至っては半分近くが観光業に従事しているのではと思うぐらい。
 特産品としては、管理人お勧めのマグロジャーキーがあります。外にはお米なども作っているようです。Tシャツを作っている業者も何軒かあり、結構欲しくなるデザインのもあります。
 集落は3つあり、島の玄関口の渡嘉敷と観光の民宿ダイビングショップ島等が集まる阿波連、そして、ひっそりとした渡嘉志久があります。
 ビーチは渡嘉志久ビーチ・阿波連ビーチが代表的であり、それ以外にも名も無きビーチが所々にあります。産卵期になるとウミガメが訪れるそうです。HIS等の慶良間無人島ツアーは渡嘉敷村の無人島であることが多いみたいです。管理人が利用したHIS無人島ツアーは渡嘉敷前島と中島でした。本島は中島の東海岸の予定だったみたいですが、波の関係で前島・中島にまたがる西海岸で泳ぎました。残念ながらサンゴはほぼ死滅していたため魚も少なかったのですが(ウミヘビはいた)、海の透明度は私が今まで泳いだ中で最高クラスでした。日帰りで4000円しないツアーも多いので、一度利用してみては如何でしょう?
 ハブクラゲについては座間味村で聞いた限り、慶良間にはいないとのことなので、島の方に直接聞いたわけではないですが、いないものと思われます。その代わり、座間味村と違ってハブはいるようです。山が深いので氷河期を生き残ったのでしょうかね。
 渡嘉敷村について詳しく知りたい方は、役場のホームページが情報が豊富なので見てみると面白いと思います。


渡嘉敷集落 集落内の風景渡嘉敷港集落後方の水田地帯
渡嘉志久集落 集落内の風景 
阿波連集落 集落内の風景
ビーチ  阿波連ビーチ渡嘉志久ビーチ
展望台  赤間山(北山)展望台東展望台港の見える丘展望台渡嘉敷林道展望台照山展望台阿波連園地阿波連ビーチ展望台その他
グスク・御嶽・拝所 安禰宜グスク(城島)ヂングスク西御嶽阿波連神社威部の前阿波連のクバ山渡嘉敷神社クミチヂ山クミチヂ山周辺の拝所村役場駐車場内の拝所しらせ御嶽麓の拝所
史跡 根元家の石垣ヒータティヤー白玉の塔集団自決跡地戦跡碑旧日本軍特攻艇秘匿壕カジノキ群阿波連生活館の力石アリラン慰霊のモニュメント
その他 とまりんフェリーけらまからの風景国立沖縄青少年交流の家国立沖縄青少年交流の家への道森林公園青少年旅行村キャンプ場渡嘉敷林道久比里林道林道前岳線
渡嘉敷ありんくりん 渡嘉敷村の御嶽とグスクについて
渡嘉敷村の史跡について