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慶留間島

 
 慶良間諸島の有人島では最も人口が少ない島(渡嘉敷前島は一応除く)である慶留間(げるま)島。平成20年3月末の時点で僅か75人です。阿嘉島や空港のある外地島と橋で結ばれています。島内はクバ(ビロー)の原生林で覆われており、そこでは、天然記念物であるケラマジカが生息しています。集落内には国の重要指定文化財である高良家住宅があります。
 人口は少ないですが、ちゃんと小中学校があり、子供の数も20人程いて意外に賑やかな島ともいえます。
 沖縄では集落住民の名字が偏ることはよくある話ですが、慶留間島は偏在ぶりが激しく、住民のほとんどは中村さんです。管理人手持ちのハローページを見ると、登録件数15件中9件が中村姓です。慰霊碑等を見ると、戦前は仲村渠という名字が見受けられるので、戦後改姓したものと思われます。阿嘉島に阿嘉さんがいないように慶留間島だから慶留間さんがいるわけではありませんでした。ただし、戦前には座間味島に慶留間さんが結構いたみたいです。戦争でお亡くなりになってしまったのか、本島等に移住してしまったのかは不明。

慶留間集落 集落への道慶留間大橋慶留間小中学校
展望台 アジャヌムトゥ展望台集落手前高台山頂への道
ビーチ 集落手前のビーチ 
史跡・御嶽・拝所 高良家住宅御嶽その他拝所
その他 ケラマジカ生息地