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西御嶽

 
 西御嶽とは「琉球国由来記」にいう「西御嶽 神名・ヨラブサ」であり、渡嘉敷島における最高聖地とも言える場所である。「琉球国由来記」では何故か漢字が「西」になっているが、御嶽の位置は集落から見て北にあるので本来は北御嶽と標記するのが正しいのだろう。沖縄では北→ニシで西→イリなので紛らわしい。
 「渡嘉敷村史」によると、渡嘉敷村の発祥はこの西御嶽周辺と城島・里の3つの集落であるため、古島(旧集落)として聖地の役割を与えられたのでしょう。最高聖地の割には教育委員会で話を聞いたところ、現在では拝みに行く人は少ないし、その方も行かなければと思いつつ、行ったことはないそうです。
 管理人は道が険くハブが出そうだったのと、時間がなかったため行けませんでしたが、教育委員会と青年の家で行き方は教わりましたので、ここに紹介します。御嶽への道は入口を教わらなければ間違いなく分からないでしょう。行く方はそれなりの装備をした上で、青年の家で道を聞いた方がいいでしょう。
 左図にあるように御嶽の場所を示しましたが、管理人は実際に行ったわけではないので正確ではないと思います。「渡嘉敷村史」によると、入口から10分程の距離で、一旦谷間を下って上った所にあるそうです。なお、途中には分かれ道があり、そこから50m程進むと北道御嶽があるそうです。御嶽は石囲いがあり香炉が4つ置かれているそうです。


   
本来の御嶽の入口はここら辺らしい。しかし、管理人が見たときは入口の残滓程度のものはあったが、とても進入はできそうになかった。ちなみに、サンゴ棟とつつじ棟の間の道を真っ直ぐ行くとここになります。 もう一つのルートへ。 
   
先ほどの場所から少し北に行った浴室棟の近くからも行けるそうです。 この白い棒がある場所から行けるそうです。途中戦跡もあるみたい。夏に無防備な格好で行くにはハブが怖いです。