ハイヌミカゼHome慶良間諸島とは渡嘉敷島座間味島阿嘉島慶留間島外地島安室島安慶名敷島嘉比島その他離島 

集団自決の地

 
 平和の塔のすぐ上には集団自決の地があります。なかなか近寄りがたい雰囲気を醸し出していました。


  「1945年(昭和20年)3月26日昼近く、村の首脳部(村長、助役、収入役、他役場職員)とその家族あわせて59名が入った産業組合の豪にて、集団自決が行われ全員が亡くなりました。当時沖縄県民は明治以来教育を通して、言葉や生活習慣等を身につけるよう努力してきて、昭和期に入ってからはそれが加速度的に国家からの押しつけとして強要されました。その反動として米英への異常なまでの憎悪と、それに付随する恐怖心を深く植え付けられました。「集団自決」はまさに国家が押しつけてきた歴史の総決算だったといわねばならないかもしれません。亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。」
  慰霊碑です。